CM等でも耳にするようになったAGA(男性型脱毛症)という言葉。
実際はどういう症状でどのように向き合っていくのがよいのでしょうか?
色々な育毛剤やお薬がありすぎて「何をしたらいいのかよくわからない」という方も多いと思います。
今回は頭髪専門のクリニックで行われている治療についてお話をしたいと思います。
目次
薄毛・AGA治療は3つ!
抜け毛予防・育毛・発毛
治療には大きく分けて
1、抜け毛予防
2、育毛
3、発毛 の3つがあります
それぞれを解説していきます。
薄毛・AGA治療 その1 抜け毛予防
3つの治療の中で・・・これが一番大事です!
「今あるご自身の髪の毛を守る」 これこそが最も優先すべき治療です。
昔に比べて減ってきている・・・
言い方を変えてしまうと頭皮に対してマイナスの力がかかっているからこそ起きる現象です。
これをストップしない事には他の治療も本来の力を発揮できません!
その治療薬として有名なものがプロペシアです。(新薬としてより効果が強くなったザガーロというお薬も取り扱っております)
こちらはフィナステリドという成分が抜け毛を促進させるDHTという物質が作られる事を抑えるお薬で、遺伝性の薄毛に多くみられる症状のAGAの特効薬です。
DHT?急に話が難しく感じますね。
抜け毛成分とだけ捉えて頂いて名前は覚えなくても大丈夫です、わかりやすく解説していきます。
遺伝性の薄毛とは何だ!?という問いに関しましては、サザエさんの波平さんを想像してみてください。
横と後ろはしっかり毛が残っているのに生え際と頭頂部の髪がないですね。
生え際か頭頂部・もしくはその両方から薄毛が進行している状態が大半の男性を苦しめているAGA(男性型脱毛症)という脱毛症になります。
AGAの原因・DHT(ジヒドロテストステロン)とは?
AGAとはそもそもどういった症状なのでしょうか?
簡単にいってしまうと「髪の毛の寿命が短くなっている状態」です。
髪の毛は男性の場合、2年~5年程度生え続け抜ける という事を繰り返しています。
しかしAGAの方の薄くなっている部分の髪の毛は半年程度で抜けてしまいます。
以前と比べて細く柔らかい毛が増えていませんか?
これは髪の毛は時間をかけ、長さや太さを出していく この習慣自体ができなくなっているからです。
短く弱々しいまま毛が抜けてしまう→太い毛を作る力自体がなくなっていく・・
こういった悪循環に陥っていきます。
なぜそんな事になっているのか?その原因が抜け毛成分DHTです。
この成分がしている事、それは・・・
まだまだ寿命が残っている髪の毛にもう寿命がきましたよ と信号を送り誘導してしまう成分です。
抜け毛が増えた際に身近なところから気を配る方は多いと思います。しかしながらシャンプーを変えても睡眠や食事に気を遣っても原因がAGAという症状の場合は無力です。
ですのでまず優先される事が抜け毛の予防になるのです。ではDHTをとめるためにはどうすればいいのか?
それにはDHTがどのようにして作られているか が解決を握っています。
バケ学的なお話になりますが、毛根では
テストステロン + 酵素 = DHT という結合が行われています。
テストステロンは薄毛を進行させるような悪さはしません。
だったらこの2つが結合しなければ
DHTが減る→抜け毛も減る!!
この役目を果たすものが、チラっと触れましたお薬プロペシア(フィナステリド)です。
プロペシアの効能は酵素の働きをブロックするもので、まさにAGAの特効薬という立ち位置です。
ただしプロペシアにも弱点はあります。
AGA(男性型脱毛症) この言葉をよく見て下さい。
脱毛「症」であって脱毛「病」ではありません。
これが何を意味するのかと言いますと
完治の概念がありません。
飲んでいる時だけ症状を抑えられます。
言い換えれば、髪の毛に対して「もういいや」と思えるまでは継続的な服用が必要となります。
今のご自身をキープするために継続的に費用がかかってしまう という事ですね。
薄毛・AGA治療 その2 育毛
次に2番の育毛ですね。
これはミノキシジルという成分が血管を拡張する事によって髪を作る細胞へ栄養と酸素を届けやすくする(通り道を広げてあげる)治療法です。
食事によって摂取した栄養素を効率よく工場である毛根に届けれれば、太い毛を作りやすくなる そんな治療です。
商品名としてリアップやロゲインという名前を聞いた事がある方も多いでしょう。
どちらもお薬としての有効成分はミノキシジルです。
一般的な塗り薬に加えクリニックでは内服タイプも処方している事も多いです。
一般的なクリニックでやっている治療はこの2つです。
抜け毛を予防し今ある髪の毛を育毛により「太く強く」育てる。
響きはいいんですが、実はこの治療・・ 「現状維持」 という表現になりがちです。
当然やらなければ進行していってしまいますのでやって頂いた方がいいのは間違いありません。
クリニックに訪れる方はやはり予防というよりコンプレックスを感じてから来られる方が大半です。
皆さんの共通した願いは「昔の自分に戻りたい」という気持ちだと思います。 そのために3番の発毛があります。
薄毛・AGA治療 その3 発毛
髪の毛を増やす(見栄えを変える)選択肢としては大きく分けると3つあります。
1:眠っている髪の毛を叩き起こして生やさせる(再生医療)
2:植毛
3:かつらのような外的なものを使う
毛髪再生医療 HARG療法とは
大阪梅田中央クリニックでは3つのうちの1番の治療法を取り入れており、再生医療の中で最も効果の高いHARG(ハーグ)療法を行っております。
どうやって髪の毛を生やさせるのか?
それには髪の毛はどのように生えてくるのか?を説明するとわかりやすいかと思います。
毛根にある毛乳頭という部分で髪の毛は作られています。
毛乳頭には毛母細胞という細胞がたくさんならんでおり、日々栄養と酸素をもらいながら分裂しております。
その分裂のカスのようなものの積み重ね・・・それが髪の毛です。
逆の言い方をすると毛母細胞が分裂しないと髪の毛は生えません。
「前はもうすこしM字の部分に髪があったんだけど・・」
このケースはM字の部分の毛母細胞が活動をストップしている という原因になります。
毛母細胞が停まっているなら動かせばいい、それがHARG(ハーグ)療法
元気な状態の場合1つの毛穴から毛が1本ではなく2~3本生えています。
しかしAGAが進行している方の毛穴は細胞自体の力が弱くなってしまっているので、1本しか生えてなかったり毛穴自体が完全に閉じてしまって生えてこれない という状況になってしまっています。
HARGとは頭皮に直接「成長因子」という細胞を強制的に分裂させる成分と当院はそれに加えて必要な栄養素を送り込むことによって、1本の所を2本・3本に&生えてこられなくなった毛包から新たに毛を生えさせる土台を作り直す という治療です。
成長因子を使い強制的に動かし生やさせる!シンプルな治療法です。
そして生えてきた髪は今度こそプロペシアで守っていきましょう。
HARG療法は認定施設でしか行えない治療ですが中央クリニックはその症例数や実績、また研究においても群を抜いていると思います。
毎年のように定期的にやらないといけない治療ですか?
とよく聞かれますが1度1クール(6回)やって頂いて「十分だな」と感じられましたらあとは現状維持をして頂ければOKですのでお財布を圧迫し続ける・・なんて事もありません。
注射でやるんですか?痛そう・・怖い という方のために当院でしたらメドジェットという最新の注入方法もございます。
水鉄砲のようなイメージで水圧で注入しますので苦手な方でも安心して頂けると思いますよ。
注射は痛そうなイメージがありますが外科の細い針で頭皮の浅い層に注入していきます。
冷却して痛覚を鈍らせながら注入しておりますので一般的な注射というような痛みは少ないと思います。
私自身は冷却なしで打ってもらった事もありますが、特に痛いという程ではありませんでした。(個人差はあると思います)
現状維持ではなく増やして現状維持したいならHARG療法!というワケですね。
長々とご覧頂いた方、ありがとうございます。
カウンセリングでは頭皮をカメラで見させて頂き、患者様ごとにさらに深い話をさせて頂いておりますので是非是非一度ご来院下さい。
当院は、先行予約となっております。埋まり次第ご予約がお取りできなくなってしましますのでご来院可能日時が分かり次第、お電話(当日、翌日も可)またはメールフォーム(2日以降のご予約)にて希望日時をお伝えください。
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