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2017.01.26(thu)

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先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)の違いについて

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ジェネリック医薬品と聞いて皆様はどう感じますでしょうか?

 

・安く出回っている後発品

先発品よりも性能が低そう

こういったイメージを持つ方も多いと思います。

当院でも頭髪のお薬やED治療薬において先発品とジェネリックを両方扱っております。

今回は雑学の分野になりますが、ジェネリック品がどういったものなのか?という疑問についてお話させて頂きます。

 

そもそもジェネリック医薬品とは何ですか?

 

先発品の特許が切れたのちに安く市場に出回っているお薬、それがジェネリック医薬品になります。

新薬を開発する際には莫大な費用と時間がかかります。

苦労して開発したお薬が市場に出回った瞬間に真似されてしまうのを防ぐために、独占して開発・販売を行える特許を取得して新薬は開発されています。

 

その特許が切れると、ジェネリック品という立ち位置で他の製薬会社は同様の成分・適応症に対しお薬を販売する事ができるようになります。

コストを抑える事ができる点がそのまま「販売価格も安い」という利点に反映されているわけですね。

 

先発品とジェネリックは全く同じ薬ですか?

 

先発医薬品とジェネリックの違いのグラフイメージ

お薬としての有効成分は同じになります。

添加物やコーティング剤は違いますので、「全くの同じ薬」ではありません。

ジェネリック品の試験をする際に「先発品と比べどれぐらいの誤差があるか」という点を

・吸収率と排出率

・血中濃度が最高点になるまでの時間や代謝されるまでの時間

といったような項目で検査し、それに合格したものが販売可能になります。

 

この生物学的同等性の許容範囲としての誤差の基準は、先発品を100%と仮定すると80%~125%程度の誤差の範囲内ならOKとされております。

誤差の範囲が大きめに感じる方も多いと思いますが、臨床結果の中央値(平均値)としては先発品とほぼ似たような数値に落ち着く事が多いです。

 

ジェネリック品を使う際に注意する事はありますか?

 

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先発品を使っていた方がジェネリック品に乗り換える際は基本的にはそこまで注意しなくてもいいのではと思います。

例外として、EDのお薬のバイアグラや発作を抑えるためのお薬(てんかん等)はジェネリックに変えた方から

・効きが悪い(全く効かない)

・症状が悪化した といった報告が多く見られます。

 

これは先入観として「ジェネリック品に対する信用の薄さ」が起因していると思われ、EDや発作といった症状は不安を感じるとお薬としての効果自体が出にくいものになります。

「お薬としてはほぼ同じですよ」とお医者さんが言っても額面通りに捉えられるかどうかは個人差があります。

ですので今の先発品でしっかりした効果を感じ、薬に対する安心感もお持ちの方はそのまま継続するという選択肢も正しいと思われます。

 

では表題の注意する点ですが

ジェネリック品から違う会社のジェネリック品に変える際は注意が必要です。

これに関しましては先ほどの80%~125%の検査方法がネックになります。

 

例としてプロペシア(先発品)A社のジェネリック品B社のジェネリック品、3つの血中濃度を比較した場合 Aさんが使ってみたところ A社は80%プロペシア(先発品)は100%B社は125% という結果だったとします。

Aさんは日常的にB社のジェネリックを使っており、A社のジェネリック品に乗り換えようかと考えています。

 

しかしこの場合は血中濃度が125%80%になってしまい、結果として「効きが悪くなった」という事になりやすいです。

逆のパターンで80%125%の場合は「副作用を感じるようになった」という結果も生まれやすいです。

 

 

まとめると、

先発品からの乗り換えは誤差の範囲内で収まることが多いですが、ジェネリック品同士の乗り換えは誤差が大きくなる可能性がある という事です。

 

試験結果の平均値は先発品もジェネリック品も誤差が非常に少ないですが、個人レベルでは大きな差になる可能性はある という事ですね。

先発品とジェネリック品の大きな違いは添加物やコーティング剤ですが、差が出てしまう理由として体質もあるかと思います。

例えばED薬を使う際に胃酸が強い方の場合、ED薬は腸で吸収されるタイプのお薬ですがコーティング剤の成分が弱いと溶け始めてしまい効果が薄くなる こういった事もありえます。

逆の言い方をすれば、ジェネリック品のコーティング剤の方が体と相性がいい場合「ジェネリック品の方がよく効く」となる可能性もあります。

薬として見た時にどちらが優秀だ と一概に決める事は難しいという事ですね。

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いかがでしたでしょうか?

私個人の考えと致しましては「金額が安い」という事は非常に大きなメリットだと思います。

ですので、今使っている先発品と比べ効果が変わってしまうのかどうか・・

これは実際に使ってみる この方法が一番おすすめになります。

 

その結果として「特に使用感は変わらない」となるのなら純粋にお財布に優しくなります。

やっぱり効きが悪い気がする となれば戻せばいいのではと思います。

しかしながら、例えば頭髪用のプロペシアをジェネリック品に変えた際に悪い意味で変化を感じた場合

「抜け毛が増えた」という結果になってしまいます。

今のお薬がしっかり効いている これは非常にいい状態ですので、そういった意味での安心を大事にしたい方はそのまま継続する事も大事になります。

私自身は初めてお薬を使う方にはジェネリック品を、すでに先発品を使い続けている方にはそのままをオススメする事が多いです。

この記事が皆様のお薬選びの参考になればと思います。

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